PEPPER'S PROJECTは、日本の新しい世代のアーティストをサポートするアートプロジェクトを展開、運営するOrganization/オーガニゼーションです。海外を含めさまざまな場所の開かれたスペースや地域でのアートプロジェクト、アートエキジビションのプロデュースやアートワークを必要とする空間へのアートコーディネートなどの様々な展開により、より多くの人に日本の新しい世代によるアートの魅力を伝える活動をしています。
PEPPER'S PROJECTは様々なジャンルの日本の新しい世代のアーティストたちの可能性を積極的にサポートし、メッセージ化することをめざし1998年にプロジェクトとしてスタートしました。
そして1998年に同時にTokyo Ginzaに開設したPepper's Galleryを通し、さらに2000年から2006年は、その期間に開設していたPepper's Loft Galleryを連動させPEPPER'S PROJECT EXHIBITIONを展開して来ました。
PEPPER'S PROJECT EXHIBITIONは縦軸にメッセージテーマを据え、横軸でデザインや建築、映像、メディアアートなど、コンテンポラリーアートのあらゆる領域を含めたすべてのアート領域に渡り、様々なジャンルをオーバーさせるテーマエキジビションとしての展開でした。またダンスパフォーマンス、演劇、音楽ジャンル などもプログラムの中に組み入れて行きました。そしてシリーズとしての様々なテーマのPEPPER'S PROJECT EXHIBITIONを1998年から2013年まで17年間にわたってギャラリープログラムとして開催してきました。そこから何人もの若いアーティスト達がブレイクして行きました。
特定の美術愛好家のみが訪れるギャラリープログラムに限界を感じ、ギャラリープログラムからプロジェクトプログラムへの展開の試みとして”都市のシーンの中へ”をコンセプトとし海外を含め、都市の様々なシーンにアートを展開するプロジェクトをスタートさせました。
東京、ニーヨークなどで試みた街の中のカフェや美容院などでアートを展開するOut Put Program、若いアーティスト達が都市そのものにコミットしていくART CROSS PROJECTなどその試みは継続中です。
また2007年から毎年東京とニューヨークのブックショップで展開しているYOUNG ARTIST’S BOOKS PROJECT、2008年から毎年開催している日本の若いアーティスト達をダイレクトにらニーヨークへプレゼンテーションする "Emerging Japanese Artists Exhibition in NY" もプロジェクトとして継続中です。
2013年12月でPepper's Galleryを閉廊し、箱を持たなくなったPEPPER'S PROJECTは日本の新しい世代のアーティストをサポートするアートプロジェクトを展開、運営するオーガニゼーションOrganizationとしてさらに魅力的なアートプロジェクトの展開を目指しています。
PEPPER'S PROJECTはPEPPER'S PROJECT EXHIBITIONを通し、様々な映像作品を放映するプログラムをPepper’s Galleryで開催するともに、NYなど海外でも日本の新しい世代のアーティストたちの映像作品を紹介するプログラムを展開しています。
PEPPER'S PROJECTはコンテンポラリーアートのあらゆる領域を含めたすべてのアート領域に渡り、様々なジャンルをオーバーさせることを目指したPEPPER'S PROJECT EXHIBITIONのプログラムの中に様々なコンテンポラリーダンスやサウンドアートを組み込む試みをしてきました。
それはPepper’s Galleryのコンクリート打ちぱなしの地下空間の特徴を生かすプログラムでもありました。
特に2001年は多くのPEPPER'S PROJECT EXHIBITIONにART meets Dance、ART meets BUTO、ART meets ,ART meets MOVINGなどのタイトルで、アーティストとパフォーマーのコラボレーションプログラム作りやPERFORMANCE WEEKとしてのパフォーマンスプログラムなどギャラリープログラムにパフォーマンスプログラムを組み込みこむ実験を試みた年です。この年はPepper's Galleryでは、ほぼ毎週週末にはパフォーマンス公演が行われ、多くの人でいつもいっぱいでした。
PEPPER'S PROJECTは特定の美術愛好家のみが訪れるギャラリープログラムに限界を感じ、ギャラリープログラムからプロジェクトプログラムへの展開の試みとして”都市のシーンの中へ”をコンセプトとし海外を含め、都市の様々なシーンにアートを展開するプロジェクトを2006年にスタートさせてました。
Tokyoのトレンドエリアのカフェ、美容院などの空間に年間を通してアートをインスタレーションさせるプログラム、限定した地域の様々な場にアーティストがコミットしていくプログラムなど様々な試みを展開して来ました。 Tokyoの書店でのYOUNG ARTISTS' BOOKS FAIR、New Yorkてのいくつかの書店を連動したJAPANESE YOUNG ARTISTS’BOOKS FAIRもそうした試みの一つとも言えます。またNew Yorkでもインテリアショップ、美容院、カフェなどでそうしたその試みをしてきています。