NY EXHIBITION

2016

JART6THJapanese Emerging Artists Exhibition

JART6TH

9th Annual Emerging Japanese Artists' Exhibition
February 26th-March 6th 2016
Williamsburg Art & Historical Center (WAH Center)

Opening Reception :
February 26th,Friday 6:00~8:00pm
ARMORY NIGHT Performance Evening :
Saturday, March 5th, 7–10 p.m.

JART6th はTOKYO ARTISTS と NY ATISTSのコラボレーションで、日本の新しい世代のアートの流れをあらゆるジャンルに渡りプレゼンテーションするプログラムです。そして今回はベルリン、ストックホルムのアーティストもこのエキジビションに参加します。ペインティング、版画、写真、オブジェ、コンテンポラリークラフト、インスタレーション,パフォーマンスなど様々な作品が歴史的な建造物、WAH Centerの空間のあらゆるスペースにコミットします。プログラムは1Fホールでの映像作品上映プログラム”TOKYO SCREENING”から、階段吹き抜けスペース、レストルーム、2FギャラリースペースなどWAH Centerを構成する様々な空間に展開する30名を超えるアーティストたちの試みとなります。さらにJART6thのLINK PROGRAMとしてNYの他のエリアでもプログラムを展開します。

ARTISTS
NY / 中島健一Kenichi Nakajima+内田裕子Yuko Uchida, 服部夏子 Natsuko Hattori, Yuko K., 原岡容子Yoko Haraoka, 山上晃葉 Akiha Yamakami, 出口雄樹 Yuki Ideguchi, 安藤準Jun Ando 、大塚世士明 Yoshiaki Otsuka, Changing Modes, Hiromi Suda、Kiriko Shirobayashi 城林希里香, 松井みさき misaki matsui
TOKYO/ 伊藤恵理 Eri Ito, 小林紗也Kobayashi Saya, 長谷川祐実 Yumi Hasegawa, 冨谷和瑚 Wako Tomitani , 北澤利佳 Rika Kitazawa ,オウ インキョウ Yunjiao Wang ,ちぇ へをん Hyewon Choi, 伊藤あゆみ Ayumi Ito, 高橋幸太郎 Kotaro Takahashi, 足土嘉奈子 Kanako Azuchi , 中村綾花ayaka nakamura, 中島史音 Shion Nakajima, 肥後沙結美 Sayumi Higo BERLIN / SHOXXX, Kurihara
STOCKHOLM /言上真舟 Mafune Gonjo

Direction / 白石 紘 Hiro Shoraishi  PEPPER’S PROJECT
Support & Curation of ARMORY NIGHT / Yuko Nii WAH Center

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WAH Center

Williamsburg Art & Historical Center (WAH Center)


WILLIAMSBURG ART & HISTORICAL CENTER 、通称 WAH Center / ワーセンターは、1996年に設立された非営利文化センターです。ブルックリンのウィリアムズバーグに1867年に建設された歴史的建築物を補修し、地域、国内、及び国際的なネットワークにより、展覧会、公演、教育プログラム等、様々な文化的活動を継続しています。

1996年10月

、Yuko Niiiはブリッジ(架け橋)のコンセプトに基づいて非営利文化センターとしてワーセンター WAH Center(WILLIAMSBURG ART & HISTORICAL CENTER) をウィリアムスバーグブリッジのたもとに設立しました。それは地域、国々の多様な芸術コミュニティを通して、あらゆる分野のアーティストたちとの間の”ブリッジ”となる多文化アートセンターとなることでした。
WAHセンターのミッションは芸術の国際的な言語を通してお互いを理解し、より平和と統合された世界を目指すことを通して平和と理解のための力となることを目的としています。
そしてそのミッションの概念を日本語の”和(WAH)”としてとしてその頭文字に「平和」、「調和」、「団結」の意味を組み込んでいます。

Williamsburg Art & Historical Center (WAH Center)
Located at the corner of Bedford:
135 Broadway,Brooklyn,NY11211
(718) 486-6012 or (718) 486-7372
OPEN HOURS :
Thursday to Monday 1–6pm
http://wahcenter.net
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1F Hall

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TOKYO SCREENING

ARTISTS


伊藤あゆみ Ayumi Ito
(Tokyo) animation

「hair」 アニメーション 40秒

髪の毛が気になる女の子のお話。

1994 神奈川県生まれ
2013 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻入学
高橋幸太郎 Kotaro Takahashi
(Tokyo) animation

「RainbowCats short story」 アニメーション 2分
オリジナルキャラのレインボーキャッツのある一日。
「Swimming Syodo」 アニメーション 2分
漢字が変化していくアニメーション。

・1980年新潟生まれ。各種学校で映像を学び、
今はアニメーションを中心に制作。YouTube channel→65ailes
足土嘉奈子 Kanako Azuchi
(Tokyo) Image video

「女体を描く」  Image video 3 minutes
一瞬で消えてしまうような
イメージを捉えて、キャンバスに色をのせるその過程は、
子供の頃に日がくれるまで夢中になってしていた
鬼ごっこに似ている。
今回は女体と鬼ごっこ。私はそれを捉えられるのだろうか…

2008 多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業
2010 多摩美術大学大学院美術研究領域修了
2011 「女体森」/GALLERY.b.TOKYO
2013 「HR」/零∞
中村綾花 ayaka nakamura
(Tokyo)  Image video 
「WATER - land -」 イメージ映像  4分
生き物は生命や時間といった幾つもの小さな集まりであり、
自分もまた、その大きな流れの中の一部なのだ。
1988年、東京都生まれ。
2013年、武蔵野美術大学油絵学科版画専攻卒業。
 手描きをメインに、繊細かつ力強い画面づくりを目指し、
アーティストのミュージックビデオやアートワーク、テレビ番組のアニメーション、
装丁のイラストなどを手がける。
映像作家100人2015(BNN出版)に掲載。木版画家としても国内外で活動している。
中島史音 Shion Nakajima
(Tokyo)  stop-motion
「Waltz」  ストップモーションアニメ  5分 30秒
ロボット同士の心の交流を描いた映像です。
現代社会で忘れがちな「相手を思いやること」の大切さを表現したくて制作しま
した。

高校の美術の専門学科でファインアートを幅広く学んだ後に、武蔵野美術大学へ
入学。
大学では映像の学科で主にストップモーションアニメを制作。
大学卒業後はテレビゲームの制作会社へ入社。
肥後沙結美 Sayumi Higo
(Tokyo)  Image video 
「vision」 イメージ映像  5分
私達は思いを巡らせる。
何を見て生きているのか。
何を聞いて生きているのか。
何を感じるように生きているのか。

1990  日本出身
2013 入学3 東京藝術大学陳列館、 Delta展 東京藝術大学陳列館、
Delta展 BankArt、藝大アートプラザ大賞入選
2014 株式会社JVCケンウッド・デザイン主催 感性の森 2014展 | Forest Notes
 アイディア展示会大賞
2015 SOTTEN'15、ATLAS展、125th Anniversary TEA WAY ART COLLECTION
http://furukawalab.org/ 
http://sayuh.com/
中島健一 Kenichi Nakajima + 内田裕子 Yuko Uchida
(NY) real video image
「Inside the cage」 Experimental art video 5分
私たちは束縛や圧力をかけられた時に、自分は檻の中にいるように感じさせます。
私たちはその檻の中で、ペイントをし、壁を叩き、布を裂き、その檻を破壊し、
飛び出そうとしています。これは、”檻の中にいる”と感じている二人の人間が
コラボレーションをした時に、どんな動きや感情が出てくるのか。という実験で
す。完成させることが目的である作品ではなく、その過程こそが重要な実験的コ
ラボレーションです。
「Beat」 performance art video   5分
私たちの身体と心にはビートがあり、それは必ずしも規則的ではなく、ときに不
整脈のようであったり、ときにとても静かな無であったり、ときにバラバラでめ
ちゃくちゃであったりします。私たち二人がパフォーマンスで出す音、色、線、
形、動作は全てが我々の体内から出すビートとなり、ときに重なり、ときに不協
和音となり、ときに調和します。私たちから出た全てのビートがインスタレー
ションアート作品の一部となり、作品が完成されます。

中島健一 / 2007年、渡米。2014年、NY Coo Galleryでの個展、Ouchi 
Galleryでの二人展、2015年、IDEAL GLASSでのパフォーマンスアートなど、
プロフェッショナルアーティストとして、活動幅を広げている。

内田裕子 / ブルックリンで制作、在住。Ideal Glass, 440 Gallery や National 
Academy Museumを含む、多くのギャラリーで展示を行っている。2009年、
SOHOのギャラリー、イセファンデーションから、デービッド マックファデン
賞を受賞。
服部夏子 Natsuko Hattori
(NY)  real video image
「ダンサー・イン・モコモコ2015」 実写映像 6分
“ダンサー・イン・モコモコ”は、ジェイソン・リバーがディレクターを担当し、
服部夏子のモコモコ作品をダンサーに着せ、音楽家、メイクアップアーティスト、
ビデオグラファー、写真家と共に作り出したコラボーレーション作品である。
服部夏子の作品をダンサーに着せることで、アート作品とダンサーとの距離がな
くなり、ダンサーは、モコモコアートの一部となる。“ダンサー・イン・モコモ
コ”は、毎年パフォーマンスイベントも行なっている。

1987年、福岡県出身。2010年、筑波大学芸術専門学群洋画専攻を卒業後、NY
に渡米。MocoMoco Sculptureと名付け、布と綿を使用した独自の立体作品を制
作し始める。The Art Students League に入学後、2010年、The Art Students
 League of New York, Mixed Media部門において、優秀賞。2012年度には、最
優秀賞を受賞する。ザ・ウォールストリート・ジャーナル・ビルでの大規模な個
展をはじめ、ChelseaのCealum Gallery、JaNet会館。また、Berkeley College 
Manhattan等で個展を行った。また、日本国総領事館やFirst Street Gallery, 
SPACE WOMb, WAH Center, Nave Gallery, The Wallace Smith Theatre Gallery,
 を始めとする 様々な場所でグループ展を開催。
その他、ショーウィンドウディスプレイやパフォーマンス、インスタレーション
を様々な場所で行っている。 
現在、NY にあるアトリエを拠点にアメリカ、日本、ドイツにて精力的に活動し
ている。
城林希里香 Kiriko Shirobayashi
(NY)  experimental video
「鉢」 experimental video 3分45秒
私は作品をつくるとき 、イメージがもつ直接的な魅力だけではなく、その奥に
潜在するものに視点を置いている。私たちの頭のどこかに存在する無意識と意
識の中で創造されるもの。誰かに私のメッセージを伝えるのは重要ではなく、
私の作品を見る人の心の中に存在する意識に光をあて、個々の想像を膨らませ
ることによって、私の作品に対し固有の美点をみつけて欲しいと思っている。

大阪芸術大学卒業後、渡米、スクール・ヴィジュアル・アーツで修士を修得し、
アメリカを中心にチャシャマ・シアター・タイムズスクエア、ポーラ・クー
パーギャラリー、ゾエルナー・アートセンター、デラウェア近代美術センター、
アーリントン美術館などでビデオを使った作品を発表する。第4回NAPビエン
ナーレ、オーロラ・ショートフィルム&ビデオ・フェスティバルに入賞 。
マック・ダウエル、ヘッドランド・アートセンター、サンタフェ・アート・
インスチチュートなどのレジデンスに招待される。

1F-2F Stairway

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ARTISTS


オウ インキョウ Yunjiao Wang
(Tokyo) installation

私たちが住む地球上には、たくさんの生物が生活している。人間、犬、鳥、魚、
植物、アメーバやゾウリムシ。これらの生物を作る基本単位が細胞である。つ
まり、細胞とはすべての生物が持つ、構造と機能の基本単位。そして同時にそ
れ自体を生命体と言う事も出来る。
細胞が生きる状態、呼吸している様子を「光」で表現した。私たちの肉眼で直
に細胞の活動を見る事によって、生物の強い生命力を感じてほしい。

多摩美術大学情報デザインメディア芸術学科  卒業
多摩美術大学環境デザイン大学院  在学
2011 アーティストクループ「Hakushi」に参加。
{Re:紙}展 東京・原宿・VANCANTギャラリー
2012{Re:紙}展 台湾・台北・華山1914
2011「HAKUSHI・境界」東京・横浜・BankARTギャラリー
2014 多摩美術大学情報デザインメディア芸術学科卒業展
「TANGRAM」東京・横浜・赤レンガ
SHOXXX
(Berlin) installation
彼女の展示では、不思議なキャラクターを象ったぬいぐるみ達や手作りのデコレー
ションなどがスペースを埋め尽くし、目の覚めるようなポップでカラフルな空間を
作り出す。しかし作品のディテイルには、ただの「ポップ」では終わらせないシニ
カルなユーモアや極端なナンセンスが込められており、見る人を想像力と冒険心に
満ちた「SHOXXX's world」へと導く。
広島生まれ、鳥取、愛知、再び広島、京都、大阪、東京育ち。2001年からグラ
フィックデザイナー兼イラストレーターとして活動。
2005年秋以降、ドイツ・ベルリン在住。デザイン業をするかたわら、オリジナル
のキャラクターやイラスト制作をはじめ、ぬいぐるみ制作、シルクスクリーン印
刷、ライブアニメーションパフォーマンス、着ぐるみロックバンドなど多岐に渡る
ジャンルで活動中。
http://www.shoxxxboxxx.com

2F Gallery A

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ARTISTS


伊藤恵理 Eri Ito
(Tokyo) installation

石やプラスチックの留め具、陶器の破片など
わざわざ目を止めることもないけど少し気になる
〈なんでもないなにか〉にもう少し長生きするための理由を与えたい。
長い間使う中で、それぞれに意味やストーリーを与えられ、
独特の魅力を持つ”櫛”をモチーフに
静かな存在感を持つ作品づくりを目指します

1991 東京生まれ
東京とイギリスはリーズ市にて育つ
2015 武蔵野美術大学 金工 卒業
山上晃葉 Akiha Yamakami
(NY)  soft sculpture

1984年長野県生まれ。2009年多摩美術大学大学院美術研究科版画リトグ
ラフ専攻修了。日本国内外の様々な場所にて展示、コンペに参加する中で2012 
年に渡米。以後NY にて活動を続けている。現在は布とプリントを用いて“身体”
をモチーフにソフトスカルプチャーを制作。数年前からコンテンポラリーダン
サーとのコラボレーションをはじめ衣装制作、舞台美術などにも携わる。
小林紗也 Saya Kobayashi
(Tokyo) Sculpture, Painting

“◯◯に見える”、そんな錯覚をした時ヒトはその物体に惹きつけられる。
観客によってこの作品が毎回違う“何か”に見えたらいい。
河原で気に入った石をなんとなく手に取るような感覚を体感してほしい。

1990年9月26日生まれ神奈川県出身
多摩美術大学メディア芸術コース卒業
Yuko K.
(NY) video ,photograph

全ての作家(アーテイスト)の目線というのは、常にその経験の記憶に基づいて存
在するものではないかと私は考える。
時間を再現できるヴィデオ及びフォトという手法は、私にとっては常に時間の重み
を象徴している。通り過ぎる瞬間、そして、積み重ねて来た時間、そのどちらもが
同等に持つ時間の重みを切り取る作業は、表現者としての様々な気付きを与えてく
れ、そして、失われた経験の記憶を、再び形を変えて思い起こさせてくれる。

美術系大学卒業後、イラストレーターや美術講師などの経歴を経て渡米。現在では
絵画、イラスト、版画、写真、ヴィデオ など、多岐に渡って制作の幅を持ち活動。
長谷川祐実 Yumi Hasegawa
(Tokyo) Painting, object

例えば幼い頃にショウユバッタを踏んだという記憶は、家の存在を証明する材料に
なると思った。精神的に遠い風景を描く手は拙く、ひとつところに留まらない生活
は土地への記憶の輪郭をおぼろげにしていた。しかしこの行為は揺るぎない家の存
在を証明した。この手で線を引き、色を置いて、像を定めたのだから十分だった。
私は確かにその場所に住んでいて、恐らく雑多な記憶にうまく隠れた家の中から、
あの風景を見ていたのだと思う。

日本,滋賀県高島市在住
2015 女子美術大学芸術学部デザイン・工芸学科ヴィジュアルデザイン専攻卒業,
女子美術大学美術館賞授賞
冨谷和瑚 Wako Tomitani
(Tokyo)  Painting, installation

2011年から東京で活動しているアーティスト。2014年からQRコードを用いた作
品を制作。情報と共にある現代人の「生」を、日本の視点から表現しています。
インターネットはグローバル化と同じく、全ての情報が世界を自由に行き来してい
ます。一方で、殆どの日本人は日本語で書かれた情報しか読まない。最も文化的と
も言える「言葉」が、情報における最大障壁になっているとも言えます。昨今グ
ローバル化の問題点が指摘される中、日本は世界の流れに逆行しグローバル化を推
し進めている只中にあります。今一度母国語の価値を見直すことが、グローバル化
・情報化する世界で自我を保つ鍵であると感じています。

1992年 東京都生まれ。
2015年 多摩美術大学卒業。
2015年 五美大展 国立新美術館
2014年 タイムカプセル・エレベーター yellow house 日本橋, natural cube 学内展
2013年 PRIVATE PROJECT XII  Pepper's Gallery 銀座, 
こんにちわ、オルタナティブ 学内展
2012年 こまど展 デザインフェスタギャラリー 原宿,  Unknown  学内展
2011年 1001&1003展 デザインフェスタギャラリー 原宿
安藤準 Jun Ando
(NY)  multi-art

芸術は、人生の苦しみを和らげる為のものである。

人生とは死への過程であり、死ぬ事を恐れる。全ての辛苦は死を恐れる事は派生す
る。人々が彼らの人生や自己の存在に迷うとき、同時に人はなぜ生きるのかという
問題に出会う。人は、この世に生きる意味等という物がないと気付き始めている。
それ故に、人は死後の世界を作りこがれるのだ。それは、人は皆自己の存在が揺る
ぎない物であると信じたいからである。死は誕生と同様に人生の一部分である。人
が死を知るとき、人は同時に生を知る事となろう。

私の作品の根底にあるコンセプトは、アートの基本的な機能で人の本質的な要求で
ある人生の苦しみを根本から解決し、一時の興を提供する事である。人は基本的に、
自然のイメージ、天の世界、仮定された偶像、そして教義を求めている。私は作品
を通して、多様な表現方法で人生における哲学的な命題の解を言及したい。
ちぇ へをん Hewon Choi
(Tokyo) installation

動物が消えても、人類が終わっても、植物だけは生き残る。
様々な仮説やシーンがたくさん存在するほど、植物は他のどの生物より生命力を
秘めている。
そんな彼らを止めておくには、一体どんな形のゲージが必要なのだろう。
本作品は、「植物の生命力」を表現するために製作した10種類のケージである。

1991  韓国ソウル生まれ
2014  多摩美術大学 グラフィックデザイン学科 卒業
同年 広告代理店 就職、現在デザイナーとして活躍中
展覧会
2011  グループ展「PARADE」
2012  グループ展「しゅん」
2012  ZACOLCHE 1st 13 SS collection
2014  ZACOLCHE 2nd 14 W collection 
原岡容子 Yoko Haraoka
(NY)  photo

"mugshots"は、コミカルに設定したキャラクターを、逮捕時に警察で撮影される
犯罪者の顔写真スタイルで撮影したセルフポートレイトシリーズである。罪を犯し
た人を侮辱するものではなく、逮捕されるという極端な状況に陥った際の人間の表
情やジェスチャーの探求であり、自嘲的なユーモアを追求したプロジェクトである。
日頃より人間の表情の変化やそれに伴うジェスチャーなどを敏感に受けとる傾向に
あることから、日常で感じる怒りや罪悪感、羞恥心やもろさが影響する人間の態度
に着目した。現在の活動拠点であるNYの多種多様な文化や人種が入り交じる背景
を利用し、道行く人の仕草や表情、メディアで見るセレブリティの行動、実際の警
察写真などからインスピレーションを受け、典型的、かつステレオタイプをベース
にキャラクターを作成している。

東京生まれ。
2005年に渡米し、ボストンのNew England School of Photographyで写真を学ぶ。
卒業後NYに拠点を移し、様々なジャンルを経験後、自嘲を含んだ自身の写真を作
り出すことの面白さを見いだす。以降、ユーモアに重点を置いたセルフポートレー
トのプロジェクトを中心に作品制作を精力的に行っている。アメリカでは、ニュー
ヨーク、フィラデルフィア、バーモント州、その他、ハンガリーでの展示会に参加
し、2015年にはAsian Creative Awardsを受賞し、東京で行われた受賞者作品展
に参加している。
言上真舟 Mafune Gonjo
(Stockholm) glass works

私はよく板ガラスの破片を使って作品を作ります。始まりは誰も知り合いもおらず、
英語もスウェーデン語も全く話せない状況でスウェーデンに渡った時、言葉の問題
から材料の注文ができず、フラストレーションの中でゴミ箱に捨てられた割れたガ
ラスの破片に大きく引きつけられ、それらを使って制作を始めたことでした。
今思うと、一度あるものを破壊しまた新しく再構築して行くというのはその頃の私
のアートのプロセスだけでなく、精神的な成長の過程を象徴的に表していたと思い
ます。この世界に起こっていることは壊れることとそれがまた再構築されることの
繰り返しだという感覚は、私の人生観となり、今も追い求め続けるアートのテーマ
の1つにもなりました。破壊というものをネガティブにとらえるのではなく、新し
いものが生まれるきっかけとして見せられたらと。
ドレスや靴、下着などの女性的なモチーフは当時からシリーズとして作っているも
のです。特に女性にとって、何を身につけるかというのはその人のおかれている状
況から好み、世界観まで多くのものを語ります。美しくもあり、危険な香りもまと
うガラスの破片でつくられたそういったモチーフは、私たちの日常生活の中に潜む
鮮やかな美しさと危うさを表現しているように思え、私にとっていつ戻っても楽し
い魅力的なプロジェクトとなっています。

1984年福島生まれ。2008年に多摩美術大学工芸科ガラス専攻を卒業した後ス
ウェーデンに渡り、Konstfack ( College of Arts, crafts and Design)にてMFA取得。
その後Royal University College of Fine Artでの1年のプロジェクトを経て独立し、
フリーランスのアーティストとして活動を開始。近年はストックホルムに拠点を置
きながら、スウェーデン国内だけでなく、パリ、ロンドン、プラハ、アメリカ各地
などで精力的に展示活動をしている。スウェーデン国立美術館とアメリカの
Museum of American Glass に作品が所蔵されている。
出口雄樹 Yuki Ideguchi
(NY) painting

出口雄樹の作品は自然の営みや歴史、古来は中国、戦後はアメリカの影響をうけて
発展した日本の文化を基に制作されています。その目的は、日本文化のだけでなく、
アジア、米国の間での文化的な接続と、そのより深い理解を促進することです。出
口は東京芸術大学修士課程日本画科を修了後、2013年に渡米し、NYをベースに活
動しています。日本画で習得した技法とそのポップなスタイルとの融合で作品の色
彩は鮮やかさを増し、NYでの制作活動をさらに高みに押し上げることを目指して
います。

主な展示

2011年 中之条ビエンナーレ(群馬県・中之条市)、2010年北原照久の超驚愕現代
アート展: 驚く・あきれる・楽しめる!もうひとつの北原コレク ション(六本木ヒル
ズ・森アーツセンターギャラリー)、2015年「ここではないどこかはいつかのこ
こ」個展(半蔵門・みんなのギャラリー)、WAVE - LIFE AND DEATH: YUKI 
IDEGUCHI,curated by Kyoko Sato
(Chinese American Arts Council/ NY/ USA)など。
http://ideguchiyuki.com/
服部夏子 Natsuko Hattori
(NY) soft sculpture

布という素材は、私たち人間にとって、最も身近な素材である。そうだからこそ、
この素材によって伝わる、人の暖かさや人間味、繊細な感情や自然な美しさなど、
これらの無限の可能性を使い、作品を制作することに意義を感じている。
これらの作品は、まず、お手玉のような布のボールを作り、それぞれを縫い合わ
せることによって、完成する。
このように、どの作品も、ボールを布で『包む』という行程が重要である。『包
む』という行為には、様々な苦痛や悲しみ、挫折や憎しみをも、愛や希望、そし
て人の暖かさで『包み』肯定的なエネルギーに換えるパワーがあると感じている
。そして、この『包む』という行為を、上述したように、私たちにとって一番身
近な素材である布で行うことによって、Natsuko Hattoriの作品は表現されている。

1987年、福岡県出身。MocoMoco Sculptureと名付け、布と綿を使用した独自
の立体作品を制作し始める。 
2012年度、最優秀賞を受賞する。ザ・ウォールストリート・ジャーナル・ビル
での大規模な個展をはじめ、ChelseaのCealum Gallery また、日本国総領事館
やFirst Street Gallery, SPACE WOMb, Nave Gallery, The Wallace Smith 
Theatre Gallery, を始めとする 様々な場所で展示を開催。
その他、ショーウィンドウディスプレイやパフォーマンス、インスタレーション
を様々な場所で行っている。 
現在、NY にあるアトリエを拠点にアメリカ、日本、ドイツにて精力的に活動し
ている。
大塚世士明 Yoshiaki Otsuka
(NY)  painting

私の作品は私たちがこの世で生きているこの世界と、オンラインゲームのような仮
想空間、人工的な空間の間に存在する"間"、そしてその二つの世界を繋いでいる境
界を表現することに重きを置いています。私はゲームの中で目にした風景や、また
は遭遇した空間にとても影響され、その空間をそのまま絵に描き起こしています。
なぜならば、この仮想空間における経験というのは、我々の意識、心が現実空間と
バーチャル、ファンタジーの境界線を越えることができると信じているからです。
仮想空間、世界中の人が同時に活動している空間、における感覚というのは、時に
現実における感覚と変わりないものになるのである。そして、このような経験は、
その空間を絵に描くという行為にも当てはめることができるのである。その行為を
行っている間、つまり仮想空間の風景や状況をモニターの前で描いている間は、
キャンバスを外に持ち出し、その場で写生をしている行為と変わりがなくなってい
き、自らはその空間に溶け込んでいく。さらにそれは人の心、意識というものが
様々な空間、私たちが近年、日常的に接することのあるテクノロジーに移ることが
できるというのを自らが実証することにより表現できるのである。このようなプロ
セスを私は表現しています。

大塚世士明は1984年に日本で生まれ、彼は学士と修士を東京芸術大学で取得しま
した。その後、2009年にニューヨークに移り住み、2014年にボストン美術大学
にて修士を再び取得し、現在はニューヨークでアーティスト活動を行っています。
中島 健一Kenichi Nakajima + 内田裕子Yuko Uchida
(NY) collaboration painting

中島 健一Kenichi Nakajima / 私が制作にするにあたって2つの姿勢がある。一つ
は、私が芸術というカテゴリーさえも意識しないのびのびとした心の状態でいる
こと。もう一つは、身体と心で実感を感じるということである。肌で感じる実感
を持つこと。すると、作品にはおのずとその実感と感動が表れる。それが私の芸
術である。

2007年、渡米。2014年、NY Coo Galleryでの個展、Ouchi Galleryでの二人展、
2015年、IDEAL GLASSでのパフォーマンスアートなど、プロフェッショナル
アーティストとして、活動幅を広げている。

内田裕子Yuko Uchida / 私の作品の根底にあるものは、子供の頃に受けたトラウ
マや感情、記憶です。私の周りには、あらゆる感情が渦巻いていました。時に猜
疑心、孤独、怒りとは相反する、喜びや愛情といったものが同時にあり、その矛
盾に悩まされました。現在では、それらも私のアイデンティティーの一部であり、
私の作品を構成する核となっています。記憶や感情を断片化し、自己認識し、そ
れらを解放することが私の表現方法です。

ブルックリンで制作、在住。Ideal Glass, 440 Gallery や National Academy 
Museumを含む、多くのギャラリーで展示を行っている。2009年、SOHOのギャ
ラリー、イセファンデーションから、デービッド マックファデン賞を受賞。

2F Gallery B

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ARTISTS


Kurihara
(Berlin) painting

彼の作品は古いテクニックと新しいテクニックをアクリル、インク、コラージュ、
様々なペンなどを使って、混ぜ合わせる。それは抽象的でプレイフルであって、
かつ、繊細でコンクリートだ。散らばった鮮明な色たちは、彼の繊細かつ力のあ
るライン、抽象的なパターンを洗練させる。それらは、キャンバスの上に几帳面
に浮き漂い、紙の上ではミニマリズムとグラフィックデザイン間を吹き抜けて行
くようだ。彼は現在、ギャラリー Heike Arndt(Berlin and Denmark) に所属し、
毎年ベルリンとデンマークでの展示に参加している。他にも色々な場所で活動し
ており、最近では SomoS Art Gallery Berlin、 Galaerie Art Valleggia
Amsterdam,、“Tokyo Art Crossing Berlin”at Neurotitan Gallery Berlin
(by Pepper’s Project), メディアアートフェスティバルTransmediale 
Vorspiel Berlin などにも参加した。

1983年、埼玉県に生まれる。
2005年から仲間と共同アトリエをかまえ、彼のアート活動をスタートさせる。
2007年に、東京にずっと息苦しさを感じていた栗原は、半年の東、中央ヨー
ロッパの旅行を経て、ベルリンに到着し、そのまま住み始める。最初の5年間、
Kunsthaus Tachelesというスクワットハウスとしても有名だったアートハウス
にスタジオを持ち、そこで精力的に制作に打ち込む。それと同時に即興、実験
音楽の活動もはじめる。
2012年にそのアートハウスの全てアーティストたちがその地域の投資家たちの
手によって、強制立ち退きに会い、栗原は現在、自宅をアトリエとして制作を
続けている。
北澤利佳 Rika Kitazawa
(Tokyo) drawing

深い闇とそこに浮かび上がる、建物から漏れる光とのコントラスト。人の気配と日
常との乖離。見慣れているはずの景色が、まるで全く別の世界へ迷い込んでしまっ
たかのように錯覚させられる、そんな夜の風景が持つ不思議な空気をモノトーンの
表現で描いていきたいと思います。 

1985 生まれ
2009 女子美術大学絵画学科洋画専攻卒
2009 Landscape XI〈PART II〉Two Persons Exhibition (Pepper's Gallery)
同年 Artists' Xmas Thumbhole Exhibition (Pepper's Gallery)
2013 Landscape XV〈PART I〉Group Exhibition (Pepper's Gallery)
2014 JART4th Japanese Emerging Artists' Exhibition in NY (WAH Center)

2F-3F Rest Room

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ARTISTS


SHOXXX
(Berlin) installation
彼女の展示では、不思議なキャラクターを象ったぬいぐるみ達や手作りのデコレー
ションなどがスペースを埋め尽くし、目の覚めるようなポップでカラフルな空間を
作り出す。しかし作品のディテイルには、ただの「ポップ」では終わらせないシニ
カルなユーモアや極端なナンセンスが込められており、見る人を想像力と冒険心に
満ちた「SHOXXX's world」へと導く。
広島生まれ、鳥取、愛知、再び広島、京都、大阪、東京育ち。2001年からグラ
フィックデザイナー兼イラストレーターとして活動。
2005年秋以降、ドイツ・ベルリン在住。デザイン業をするかたわら、オリジナル
のキャラクターやイラスト制作をはじめ、ぬいぐるみ制作、シルクスクリーン印
刷、ライブアニメーションパフォーマンス、着ぐるみロックバンドなど多岐に渡
るジャンルで活動中。
http://www.shoxxxboxxx.com

ARMORY NIGHT

ARMORY NIGHT Performance Evening
Saturday, March 5th, 7–10 p.m.
1F Hall


TOKYO SCREENING アニメーション、イメージ映像、実写映像、その他

SHOXXX(Berlin)「ライブアニメーションパフォーマンス by SHOXXX」
安藤準Jun Ando (NY)「安藤準によるサウンド+3D映像」
Changing Modes (NY)「チェンジング・モーズによるライブ演奏」
Hiromi Suda(NY)「Hiromi Sudaによるヴォーカルライブ」

Admission fee $10


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TOKYO SCREENING
伊藤あゆみAyumi Ito (Tokyo) animation  「hair」 40秒
高橋幸太郎 Kotaro Takahashi (Tokyo) animation 
「RainbowCats short story」2分 「Swimming Syodo」 2分
足土嘉奈子 Kanako Azuchi  (Tokyo) Image video 「女体を描く」 3分
中村綾花 ayaka nakamura  (Tokyo)  Image video  「WATER - land -」 4分
中島史音 Shion Nakajima (Tokyo)  stop-motion 「Waltz」  5分 30秒
肥後沙結美 Sayumi Higo (Tokyo)  Image video 「vision」 5分
中島健一Kenichi Nakajima+ 内田裕子Yuko Uchida(NY)  real video image 
「Inside the cage」  5分,「Beat」 5分
服部夏子 Natsuko Hattori(NY)  real video image 
「ダンサー・イン・モコモコ2015」 6分
城林希里香 Kiriko Shirobayashi(NY)  experimental video「鉢」 3分 45秒
SHOXXX
(Berlin)「ライブアニメーションパフォーマンス by SHOXXX」
オリジナルヘンテコストーリーを、紙、段ボール、布、ゴミ!?などで作ったキャラ
クター達を使って紙芝居的に表現。テーブル直上にカメラをセットし、俯瞰のプレ
ビュー画像を直接プロジェクターにつなげ大画面に映し出す。様々なアナログテク
ニックを駆使しライブで繰り広げるアニメーションパフォーマンス。
彼女の展示では、不思議なキャラクターを象ったぬいぐるみ達や手作りのデコレー
ションなどがスペースを埋め尽くし、目の覚めるようなポップでカラフルな空間を
作り出す。しかし作品のディテイルには、ただの「ポップ」では終わらせないシニ
カルなユーモアや極端なナンセンスが込められており、見る人を想像力と冒険心に
満ちた「SHOXXX's world」へと導く。
広島生まれ、鳥取、愛知、再び広島、京都、大阪、東京育ち。2001年からグラ
フィックデザイナー兼イラストレーターとして活動。
2005年秋以降、ドイツ・ベルリン在住。デザイン業をするかたわら、オリジナル
のキャラクターやイラスト制作をはじめ、ぬいぐるみ制作、シルクスクリーン印刷、
ライブアニメーションパフォーマンス、着ぐるみロックバンドなど多岐に渡るジャ
ンルで活動中。
http://www.shoxxxboxxx.com
安藤準 Jun Ando
(NY)「安藤準によるサウンド+3D映像」
安藤準は、ニューヨークを拠点とし活動する、多角的芸術形態によって作品を提示
する創作家である。活動分野は、作編曲、琴演奏、相互作用映像プログラミング、
絵画である。マルチメディアパフォーマーとしての彼の活動は、主にエフェクター
を用いた琴の演奏と、MAX/mspと呼ばれるプログラミング言語を用いた相互作用
映像プログラミングによる、同時生成三次元映像相互作用プロジェクションを用い
た形式である。
自身の揺るぎない音楽様式と定義する、欧州古典音楽と日本の古典音楽の、どちら
にも属す事のない新しい形での融合した形態を追求している。また、即興音楽集
団、邦楽アンサンブル、ジャズフュージョンバンドとも精力的に活動している。
安藤は、多角的な芸術形態により自身の世界観を表現する事で、一つの感覚だけで
は得られないよりリアリティーに溢れる世界観を提示でできるという推論の下、専
攻した物理学に基づく自身の”この世界の在りよう”、強いては人の現存在につい
て言及する。彼自身の見解として、我々が認識する現在は、川の流れのある一瞬を
とらえた物に過ぎず、その様相は常に変化してゆくものである。そのような一瞬の
振る舞いは意味を持たず、それはまさに人生そのものである。しかしながら、人生
とはそのようなものを指し、そのように尊くある。
彼は、人生によって失った自己の存在意義を得るため、制作活動を行う。
そのような彼の活動様式を拡張し、2012年からARis//Absolute Reality of the
 Indefinite Senseというマルチメディアパフォーミング団体を結成した。2013年
にジョンレノンソングライティングコンテストで受賞、2014年にはレインダンス
映画祭にてミュージックビデオ部門、2015年にはモナコ国際映画祭の受賞作品に
参加した。
Changing Modes
(NY)「チェンジング・モーズによるライブ演奏」
チェンジング・モーズはスパークス的な楽しい洗練されたポップ、フランク・ザッ
パ的な多様性/複雑さとダークなリリシズムを交えてユニークなアート・ロックを
クリエイトします。彼らの曲はガレージ・パワーポップからジャズ/ファンク、3
分プログレ・エピックまでスムーズに進行します。
バンドメンバー:
ウェンディ・グリフィス(ヴォーカル、キーボード、ベース)
グレース・プリアム(ヴォーカル、キーボード、パーカッション、ギター)
貞重 譲 サダシゲ・ユズル(ベース、ギター、キーボード、ヴォーカル)
ティモー・ユセフ(ドラムス、エレクトリック・ドラム)

ニューヨーク・ロックバンド、チェンジング・モーズの音楽は90年代中旬にバンド
のソングライターのウェンディ・グリフィスが「ベッドルーム・テープ」を作り始
めたのがきっかけでした。彼女は最初その作品を公にすることは考えていませんで
した。
ベース/ギター担当のユズル・サダシゲが言うにはその音楽はクラシック現代歌曲
に一風変わったロックビートが付いている様なものでした。「彼女はヤマハのSY7
7キーボードにプログラムした何層にも重なったとても複雑な伴奏にあわせて$30
のシアーズのテープレコーダーに直接歌って録音していました。とてもローファイ
だし、家のノイズや車のクラクションなんか後ろに聞こえるんですが、音楽はとて
も面白く、全くユニークなものでした。」
2012年にはトロントでNXNE (North By North East)で演奏、ニューヨークの
M.E.A.N.Y. Festival で優勝しました。International Pop Overthrow Festivalに毎
年参加し、北東部で定期的に演奏活動を続けています。
バンドはこれまでアルバム6枚とEP2枚をリリースし、不思議にキャッチーで複雑
な音楽をニューヨーク、シカゴ、ボストン、アトランタ、シャーロッツビル、フィ
ラデルフィア、トロント、ワシントンなどで演奏しています。The Ditty Bops, 
Brandi Carlile, Howie Day、King Missileなどのオープナーを務めました。
Hiromi Suda
(NY)「Hiromi Sudaによるヴォーカルライブ」

"Hiromi Suda duo"
須田宏美(ヴォーカル)  金澤悠人(ギター)
ヴォーカリスト/コンポーザーの須田宏美が、自身のオリジナル曲やブラジル音楽
をギタリストの金澤悠人と演奏する。

Hiromi Suda(須田宏美)
NY在住ヴォーカリスト/コンポーザー
NYに拠点を置き、Blue note NYをはじめとするジャズクラブなどで演奏している。
また、ヴォーカリストとしてだけでなく、国際的なソングライティングのコンテス
トで受賞するなど作詞、作曲家としても評価を得ている。NYに拠点置く傍ら、日
本でのツアーも毎年、精力的に行い東京、横浜、大阪、名古屋、日立、水戸、甲府
などのジャズクラブやコンサートホールなどで演奏している。
・18th USA ソングライティングコンペティション2013で奨励賞を受賞
(“水の器”) 
・19th USAソングライティングコンペティション2014
ファイナリスト(“Sou”)
・11thインターナショナルアコースティックミュージックアワード2014
ファイナリスト(“水の器”)
・2013 インターナショナルソングライティングコンペティション(ISC)
セミファイナリスト(“Bird Call”)

LINK PROGRAM

Screening at Anthology Film Archives
Monday, February 29
at Anthology Film Archives



misaki matsui film screening 7-8p.m.
TOKYO SCREENING 8-9p.m.


Anthology Film Archives
32 Second Avenue New York NY 10003
http://anthologyfilmarchives.org


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misaki matsui film screening
7-8p.m. Ticket $10
[white sea] 6分
 //from the white room. (misaki matsui + jun ando)
「フローム•ザ•ホワイト•ルーム」は、琴演奏家/作曲家の安藤準と、写真映像
作家の松井みさきで結成されたコラボレーション・ユニット。シンプル/純粋/
リフレッシュ/リスタート/再生、といったイメージからインスパイアされた、
「真っ白にかえろう」という希望のメッセージを 映像、写真、音楽、言葉で発信
している。ミュージックビデオの「ホワイト・シー」では、ダンサー・振付師の
逢坂由佳梨とも共演している。
2014年 レインダンス映画祭(ロンドン)ショート・フィルム部門
オフィシャル・セレクション
[KASUMI]  26分
written & directed by misaki matsui
フォトグラファーを目指していた亡き恋人Togoの思い出と夢をたどりに、ニュー
ヨークにやって来たKASUMIが、のちにそこで彼女自身の生きるべき道を見い出す
物語。
2015年モナコ国際映画祭(モナコ)エンジェル・フィルム・アワード
ショート・フィルム部門 「インディペンデント・スピリット賞」&「ベスト・
オリジナル・ストーリー賞」受賞

松井みさき/写真映像作家
日本の神戸生まれ。
映画、風景・人物写真、インスタレーション、言葉、すべての作品を通して、
共通テーマ「希望のない瞬間はない」を持ち、人々に希望を思い起こさせる
ことを使命とする。
現在ニューヨークのブルックリン在住。
www.misakimatsui.com
- no moment without hope -
TOKYO SCREENING
8-9p.m. Ticket $5

伊藤あゆみAyumi Ito (Tokyo) animation  「hair」 40秒
高橋幸太郎 Kotaro Takahashi (Tokyo) animation 
「RainbowCats short story」2分 「Swimming Syodo」 2分
足土嘉奈子 Kanako Azuchi  (Tokyo) Image video 「女体を描く」 3分
中村綾花 ayaka nakamura  (Tokyo)  Image video  「WATER - land -」 4分
中島史音 Shion Nakajima (Tokyo)  stop-motion 「Waltz」  5分 30秒
肥後沙結美 Sayumi Higo (Tokyo)  Image video 「vision」 5分
中島健一Kenichi Nakajima+ 内田裕子Yuko Uchida(NY)  real video image 
「Inside the cage」  5分,「Beat」 5分
服部夏子 Natsuko Hattori(NY)  real video image 
「ダンサー・イン・モコモコ2015」 6分
城林希里香 Kiriko Shirobayashi(NY)  experimental video「鉢」 3分 45秒