新しい世代のアーティストが時代に深く関わって行こうとした時、 それはおのずと自己のプロジェクトととしての進行と形態をたどろうとする。 そこではタブロー作品の制作でこと足りた時代とは遥かに異なり、 様々な語り口が模索され、あらゆるメディアが駆使される。 そのプロセスは限りなく個人的なレベルから出発し、自己と世界の新たな位置づけを目指す。 それは新しい自己の語り方から新しい美術の語り方の発生へと向かうプライベート・プロジェクトと言える。